3月3日は千葉県立高校入試の合格発表日でした。
私はこの日、午前9時の合格発表の少し前から教室で生徒たちの報告を待っていました。
この一年、受験生たちが本当に一生懸命頑張ってきた姿を見てきたので、発表の時間が近づくにつれてこちらまで落ち着かない気持ちになっていました。
そして午前中、たくさんの生徒が教室に報告に来てくれました。
「先生、合格しました!」
「受かりました!」
嬉しそうに伝えてくれる生徒、少し照れながら報告してくれる生徒、保護者の方と一緒に来てくれる生徒。
教室の中は自然と明るい雰囲気になり、こちらまで嬉しい気持ちになる時間でした。
合格の報告を受けたあと、生徒たちとこの一年の思い出話になることもありました。
何人かの生徒と話している中で、夏期講習や冬期講習の話題になりました。
私は生徒たちにこんな質問をしてみました。
「講習授業は時間も長かったし、なかなか大変だったと思うけど、どうだった?」
すると返ってきた言葉はとても印象的でした。
「楽しかった!」
「少し大変ではあったけど、めっちゃ楽しかった。」
そんな言葉を何人かの生徒から聞くことができました。
その言葉を聞いたとき、思わず胸が熱くなりました。
受験勉強というと、「大変」「つらい」というイメージを持つ人も多いと思います。
実際に勉強量も増えますし、思うように点数が伸びずに悩むこともあります。
それでも、仲間と一緒に勉強したり、できなかった問題が解けるようになったり、少しずつ成長していく実感があったからこそ、そう感じられたのだと思います。
私は生徒たちにこう伝えました。
「受験生活って大変なことも多いけど、頑張っている自分って誇らしいよね。」
すると生徒たちは満面の笑みで
「はい!」
と答えてくれました。
その姿を見て、改めて感じました。
大変なことに本気で向き合い、努力を積み重ねた経験は、生徒を大きく成長させるのだということを。
合格という結果はもちろん嬉しいものですが、それ以上に価値があるのは、そこまでの過程で積み重ねた努力の時間です。
今回の受験を通して、生徒たちは「頑張る力」と「やり抜く力」を身につけました。
それはきっと、これから先の人生でも大きな支えになっていくはずです。
そして私自身も、生徒たちの言葉から大切なことを改めて教えてもらった一日でした。
受験生のみなさん、本当にお疲れさまでした。
そして合格、本当におめでとうございます。