新学年が始まるこの時期、教室ではいろいろな生徒の様子を見ることができます。
その中で毎年感じることがあります。
それは、春の過ごし方によって一年後の成績が大きく変わるということです。
もちろん、すぐに大きく成績が上がるわけではありません。
ですが、春の時点で少しずつ動き始めている生徒は、夏以降に伸びてくることがとても多いです。
では、春に成績が伸びる生徒にはどんな共通点があるのでしょうか。
一つは、分からないことをそのままにしないことです。
勉強していると、どうしても分からない問題が出てきます。
そのときにそのままにしてしまうのではなく、
「ここが分からないのですが…」
と質問できる生徒は、理解がどんどん積み重なっていきます。
もう一つは、これまでの内容をきちんと復習していることです。
新学年になると、新しい単元の学習が始まります。
しかし、その内容の多くはこれまでの学習内容の延長線上にあります。
そのため、1年生や2年生の内容がしっかり身についているかどうかがとても重要になります。
実際に見ていると、春の時期に基礎の復習をあまり行わずに先へ進んでしまうと、一度は成績が上がったとしても、その後のテストで成績が安定しないというケースが少なくありません。
基礎が十分に定着していない状態では、学習内容が難しくなるにつれて理解が追いつかなくなってしまうことがあるからです。
そのため、この春の時期は基礎を丁寧に復習することがとても大切です。
教室でも、この春から自習に来て復習に取り組む生徒が少しずつ増えてきています。
数学の計算問題を解き直したり、
英語の文法を確認したり、
国語の文章読解に取り組んだりと、それぞれが自分の課題に向き合っています。
こうした小さな積み重ねが、やがて大きな力になります。
また、この時期になると保護者の方から
「塾はいつ頃から始めるのが良いのでしょうか?」
というご相談をいただくこともあります。
もちろん生徒によって状況は異なりますが、学習の習慣を整えたり、これまでの内容を復習したりするという意味では、新学年が始まるこの春の時期はとても良いタイミングです。
新しい学年が始まるこの時期は、勉強の習慣を作るとても大切なタイミングです。
焦る必要はありませんが、一歩ずつ前に進んでいきましょう。
勉強の進め方に迷ったときや、分からないことがあるときは、いつでも教室で相談してください。