「高校受験のことを考えると、そろそろ塾に通わせた方がいいのかな」
「でも、まだ中学1・2年生だし、早すぎるかな」
そんな風に感じている保護者の方は多いと思います。
今回は、毎年多くの受験生を見てきた立場から、塾を始めるタイミングについてお伝えします。
受験で伸びる生徒には共通点があります
毎年受験生を見ていると、同じ学年でも受験期に大きく伸びる生徒とそうでない生徒がいることに気づきます。
その違いは、受験勉強を始めたタイミングではなく、受験学年になる前の過ごし方にあることがほとんどです。
受験期に伸びる生徒が、中学1・2年生のうちにできていることは大きく3つあります。
1.これまでの内容がある程度理解できている
高校受験の入試問題は、中学3年生の内容だけでなく、1・2年生で習った内容も多く出題されます。
中学3年生になってから1・2年生の内容を一から復習するのは、時間的にとても大変です。
1・2年生のうちに「分からないところをそのままにしない」習慣があるかどうかが、受験期に大きく影響します。
これは現在点数を取れているか以上に重要なことだと感じます。
2.勉強する習慣が身についている
受験が近づくと、どうしても勉強時間は長くなっていきます。
そのときに「毎日一定の時間、机に向かうことが当たり前」という状態になっているかどうかで、受験勉強へのスムーズな移行が大きく変わります。
習慣はすぐには身につきません。
だからこそ、受験学年になる前の日常の中で少しずつ作っておくことが大切です。
3.分からないことを質問できる環境がある
勉強していると、どうしても分からない問題は出てきます。
そのときに「誰かにすぐ聞ける環境」があるかどうかが、理解の積み重なり方に大きな差を生みます。
分からないままにしておくと、次の単元でもつまずきやすくなります。
では、いつから始めればいいのか
「早ければ早いほど良い」というわけではありません。
ただ、目安としてお伝えするとすれば、中学2年生の後半(秋〜冬)ごろには学習の習慣と環境を整えておくのが理想的です。
この時期に基礎が固まっていると、中学3年生になった4月からスムーズに受験を意識した勉強に入ることができます。
逆に、中学3年生の夏以降から慌てて始めようとすると、1・2年生の内容の復習と3年生の新しい内容の学習を同時に進めることになり、負担がとても大きくなります。
まずは「今の状態」を確認することから
お子様が今どの段階にいるのか、何が得意で何が苦手なのかを正確に把握することが最初のステップです。
「うちの子は今どんな状態なのか、何から始めればいいのか」と感じている場合は、いつでも教室でご相談ください。
現在の学習状況を確認した上で、お子様に合った進め方を一緒に考えます。